ペットを上手に飼う方法>猫がかかりやすい病気を知って対策するコツ

猫がかかりやすい病気があります。
なんと言っても、もっとも多いのが、膀胱や腎臓、尿路関係です。
そもそも、猫は砂漠の動物スフィンクスが原型で、あまり水分のとれない地帯でうまれました。
そのため、水分をあまりとらなくても、体の脂肪に蓄え、そして、最低限にまでこしとって、ぎゅっと濃縮された尿だけを、体の外へ出すような仕組みになっています。

そのため、人間よりも、はるかに腎臓を酷使します。
また、猫はきれい好きな動物で、特に、トイレが汚れていると、それだけでいやになってオシッコを我慢したりします。
そのために、ぼうこう炎になったり、尿路疾病をおこしたりするのです。

とくにオス猫は、ストルバイト結晶という石が膀胱にたまりやすく、さらに尿路が細いために、その石がつまってオシッコが出なくなることがあります。

尿が出なくなると、４８時間程度で死亡にいたる危篤状態に陥ります。
頻繁にトイレを往復したり、血尿がある、動きや鳴き声がおかしいとなったら、すぐに獣医へ連れて行きましょう。