ペットを上手に飼う方法>避妊去勢手術後の猫のデメリットをカバーするコツ

避妊手術や去勢手術をした猫は、どうなるのでしょうか。
オスの場合は、マーキングといって、刺激臭のある尿のようなものをあちらこちらにまいて、縄張りを示すという行動がありますが、それがなくなります。
（猫によっては、去勢してもなくならない場合も、あります）
メスの場合は、さかりが来なくなります。

一般に、子猫のうちに避妊手術をした猫は、顔つきも、大きくなってもあどけなく、真ん丸の瞳のままです。
オス猫の場合は、年をとってもあまり体がゴツゴツせず、しなやかな体つきで、毛ざわりもやわらかくなります。
年をとると、顔つきがゴツゴツして、毛も固くなるものなのですが、ホルモンの分泌が止まるため、いつまでも少年のようになるのです。

避妊手術や去勢手術をした猫は、「色気より食い気」に走りがちです。
特に、室内で飼われている猫は、さかりの時期に、よその猫の鳴き声が聞こえても、そう反応せず、食べてばかりになります。
そのため、肥満になりますから、キャットタワーを用意してあげるなど、運動不足にならないよう注意しましょう。
エサを２４時間置きっぱなしにせず、決まった時間だけ出して食べさせるとよいですね。