ペットを上手に飼う方法>猫に草を食べさせて毛玉を吐かせる方法

猫といえば、毛づくろいする姿が印象的ですね。
この毛づくろいのために、猫の下には無数のトゲのような毛が生えています。
櫛の役割をして、ムダ毛をとり、からんだ部分をとかして、清潔を保っているのです。
では、とかしたときのムダ毛や抜け毛は、一体どこへいくのでしょう？

毛づくろいのときに出た抜け毛は、猫の舌にからまって、そのまま飲み込まれます。
そして、胃袋のなかにたまっていくのです。
そのため、猫は定期的に胃袋にたまった毛玉を吐き出す必要があります。
では、どうやって吐き出すのでしょう。

外にいる猫は、草を食べて、その刺激で草と一緒に毛玉を吐き出します。
どんな草でもよいわけではありません。
イネ科の、先のとがった鋭く、いがいがした固い葉です。
笹の葉などもよいでしょう。
室内の猫は、こういったものが食べられませんから、公園などで摘んできて食べさせるか、ペットショップで売っている猫用の草を栽培して食べさせましょう。
草と毛玉と一緒に、胃液も吐き出しますが、異常ではありません。